投稿者「Breeze」のアーカイブ

人間の死に方

「人間の死に方」  久坂部羊 著 久坂部羊氏と箒木蓬生氏はお二人とも医者であり作家である。 お二人のファンなんですが、お二人の著作がついごっちゃになってしまう。 どちらも医者として現在の医療現場のあり方に疑問を持っておら … 続きを読む

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忘れられた巨人

【忘れられた巨人】 カズオ・イシグロ著 土屋政雄訳 イギリス国籍を持つ日本人作家、カズオ・イシグロさんが今年のノーベル文学賞を受賞されました。 彼の著作とは知らないで、ドラマ化された番組「わたしを離さないで」をとても興味 … 続きを読む

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下流志向

「下流志向」内田樹著 学ばない子どもたち 働かない若者たち ・・・・・・ なぜ日本の子どもたちは勉強を、若者は仕事をしなくなったのか。だれもが目を背けたいこの事実を、真っ向から受け止めて、鮮やかに解き明かす怪書 (本書帯 … 続きを読む

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全盲のクライマー、エヴェレストに立つ

  「全盲のクライマー、エヴェレストに立つ」エリック・ヴァイエンマイヤー著海津正彦訳 最近、社会で虐げられた人々や障害を持つ人々にたいする偏見、思い込み、差別などを見直さなくてはいけないという趣向のテレビ番組、 … 続きを読む

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アルピニズムと死

「アルピニズムと死」山野井泰史著 蓼科でのバザーで、ネパールというとエベレスト。ということもあってか山好きのMさんがラリグランスクラブの話を聞きに来てくださいました。 エベレストというと沢木耕太郎の「凍」(2010年2月 … 続きを読む

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老いと収納

「老いと収納」 群ようこ 著 ・・・ 「あーあ、早く捨てなくちゃ」と、グダグダ言いながら、長年、部屋の中にたまった雑多な物を眺め、そしてため息をついていた日々であったが、その重い腰を上げざるを得ない時がやってきた。 ・・ … 続きを読む

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東京タワー

東京タワー (オカンとボクと、時々、オトン) リリー・フランキー著 著者リリーさんの自叙伝です。 父親の実家・福岡の製鉄の街小倉と、母親の実家・炭鉱の街筑豊の間を、家庭の事情で行ったり来たりの貧しいながらも楽しかった子供 … 続きを読む

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母のはなし

「母のはなし」 群ようこ著 軽い本を読みたくなって随分前に買った群ようこ著の「母のはなし」を引き出してきました。 そうだった、そうだったと話の筋を思い出しながら読み進めました。 ブログでは紹介しなかったようです。面白かっ … 続きを読む

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お父やんとオジさん

「お父やんとオジさん」 伊集院静 著 著者の両親は戦前に朝鮮から日本に渡ってきた在日朝鮮人(韓国人)でした。 戦前、日本からブラジルや台湾などに多くの人々が楽園を求めて渡っていったように、朝鮮から日本に夢を求めて渡ってき … 続きを読む

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ネガティブ・ケイパビリティ

「ネガティブ・ケイパビリティ」箒木蓬生著 朝日新聞出版 答えのない事態に耐える力   ネガティブ・ケイパビリティという言葉を初めて知った。  「ネガティブ・ケイパビリティ(negative capability負の能力も … 続きを読む

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