小説」カテゴリーアーカイブ

冬のはなびら

「冬のはなびら」伊集院 静 著 1970年代に高度成長時代に入り浮かれた経済も30年ぐらいでバブルは弾けてしまいました。 一握りの成功者の影には目立たない片隅でコツコツ小さな努力を重ね幸せに生き続けてきたその他大勢の人々 … 続きを読む

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殉教者

「殉教者」  加賀乙彦 著 講談社文庫 主人公ペトロ岐部カスイは1587年に熱心なキリシタン両親のもとに生まれ、13歳で有馬のセミナリオ、コレジオ(高等神学校)に入学し、ラテン語、倫理学、文学、西洋音楽という恵まれた高度 … 続きを読む

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ペスト

「ペスト」アルベール・カミユ 著 日本中(世界も)、コロナ禍で規制され翻弄されている中、カミユの「ペスト」がよく話題に取り上げられているので読みました。 著者カミユによるペストという悪疫禍の記録本です。主人公に医師のリウ … 続きを読む

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天に星 地に花 人に慈愛

「天に星 地に花 人に慈愛」 帚木蓬生 著 世界中に広がる新型コロナウイルス蔓延との戦いに、世界中の政治家、医療機関、企業、貧しき人・富める人・人種の差なく被っている民衆が、躍起になって生きる道を探っています。 巣ごもり … 続きを読む

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悲しみよ こんにちは

「悲しみよ こんにちは」フランソワーズ・サガン著 河野万里子訳 もう50年も前になると思うが、著者のサガンが19歳で処女小説「悲しみよ こんにちは」を発表、一躍フランス文壇の寵児となり、日本では朝吹登水子の翻訳でベストセ … 続きを読む

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うから はらから

「うから はらから」阿川佐和子著 新潮文庫 <うから>は親族・同族 <はらから>は同胞・兄弟姉妹の意で両語とも、古くは万葉集に見られる和語である。 ということで、この小説は、バツイチで実家に帰ったアラフォーの未来(ミク) … 続きを読む

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風の中のマリア

「風の中のマリア」 百田尚樹 著 孫の高校文化祭で1冊100円5冊で1冊おまけ。というのに飛びつき6冊手に入れたうちの1冊。 (前回紹介した「戦争童話集」もそのうちの1冊でした。) 「マリア」ということでキリストの聖母マ … 続きを読む

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戦争童話集

「戦争童話集」野坂昭如著 ・・・ 焼跡に始まる青春の喪失と開放の記憶。戦後を放浪し続ける著者が、戦争の悲惨な極限に生まれた非現実の愛とその終わりを<8月15日>に集約して描く万人のための、鎮魂の童話集。 ・・・ と本の表 … 続きを読む

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蜜蜂と遠雷

「蜜蜂と遠雷」 恩田陸 著 3年に一度開催される国際的にも有名と言われる芳ケ江国際ピアノコンクールに挑む若者がテーマです。 この本は直木賞と本屋大賞をW受賞し文庫化されたので購入しました。 日頃からピアノ演奏を聴くのが好 … 続きを読む

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「侍」 遠藤周作 著 再度キリシタン関係の小説です。 侍・支倉常長(はせくらつねなが)をモデルにした小説です。資料としては数少ない史実を元に、著者が思いを馳せて書き上げた作品です。 時は1614年、徳川家康がキリシタン追 … 続きを読む

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