「君たちはどう生きるか」 吉野源三郎著
時事問題解説で有名な池上彰さんや新聞誌上で絶賛されているので読んでみました。
子供向けの哲学書です。
小学生高学年から高校1年生ぐらいのすべての子どもとその親に読んでほしいなあと思いました。
池上彰さんが「君たちはどう生きるか」を読む前に読んで欲しいと書かれた小文「私達はどう生きるか」を載せます。
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私がこの本に出会ったのは、小学生の時。父親が買ってきました。親から「読め」と言われれれば反発するのが子どもというもの。当初は読もうとしなかったですが、書き出しから「コペル君」が登場し、思わず引き込まれ、気がつくと夢中になって読み進んでいました。
今になってみると、父が子どもに読ませたくなった気持ちがわかります。人間としてどう生きればいいのか、楽しく読んでいるうちに自然に考える仕掛けが満載だからです。
これは子どもに向けた哲学書であり、道徳の書なのです。
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4月に誕生日を迎える高校生の孫息子に誕生プレゼントとして贈りました。
読んでくれるかなあ、、。