投稿者「Breeze」のアーカイブ

バードケージ

バードケージ 「バードケージ」清水義範著 久々に図書館で本を借りてきました。 久しぶりに清水義範のユーモア又はミステリーのようなものが読みたくて、「バードケージ」という題と、初っ端からの事件<さえない浪人生の遥祐がぼんや … 続きを読む

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羅生門

「羅生門」 芥川龍之介 著 孫の夏休み宿題が[芥川龍之介の「羅生門」を読んでレポートを書く]というのに誘発されて私も読んでみました。 ・・・・・・・・・・・・・ 時は平安京のころ。京の町はボロボロに荒れていて、職を失った … 続きを読む

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マルガリータ

「マルガリータ」村木嵐 著  クアトロ・ラガッティでもとりあげた天正少年使節、遣欧少年4人のうち、いち早く棄教した千路和ミゲルについてのお話です。 4人の使節少年は12歳のころ派遣され華々しくヨーロッパで迎えられ多くの文 … 続きを読む

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猫を抱いて象と泳ぐ

「猫を抱いて象と泳ぐ」 小川洋子著 久しぶりの小川洋子です。 以前から気になっていた「猫を抱いて象と泳ぐ」を読みました。 今回の小川洋子ワールドはチェスの世界。 「博士の愛した数式」では数字の不思議、数式の美しさを、少年 … 続きを読む

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聞いて、ヴァイオリンの詩

「聞いて、ヴァイオリンの詩」 千住真理子著 音楽の本の紹介が続きます。 とうとう義姉は帰らぬ人となってしまいました。 口数は少ない方で、会うとたいていは私が一方的にしゃべっていたので、彼女のことはあまり分からないままお別 … 続きを読む

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バーンスタイン

「バーンスタイン」愛をわかちあおう ひのまどか著 ミュージカル「ウエストサイド物語」を、私の世代の人では知らない人はいないと思います。 作曲がレナード・バーンスタインによることを知る人は少しへり、バーンスタインが天才的な … 続きを読む

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アフガンとの約束

アフガンとの約束 中村哲・澤地久枝(聞き手)対話集 副題・人は愛するに足り、真心は信ずるに足る 今日17日アフガン旅客機(40人乗り)墜落のニュースが飛び込んできた。外国人乗客がいる模様とのこと。 まさか中村哲さんは乗っ … 続きを読む

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星の国のアリア

  星の国のアリア ひのまどか著 よそのお宅にお伺いしたとき書棚があると覗き見するのが好きです。 並べられた本を見ると持ち主の心の中が見えるようで興味深いのです。 先日義姉の所に行ったら本棚にひのまどかさんの音楽の本(主 … 続きを読む

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安楽病棟

安楽病棟 帚木蓬生著 色々な症状の老人が暮らす認知症病棟での出来事を、理想の介護を実践する新看護婦城野の生き生きとした言葉で綴られているミステリー小説。 ミステリーと言っても最後のほうまでミステリーとは分からない。 認知 … 続きを読む

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聖灰の暗号

「聖灰の暗号」(上下) 帚木蓬生 著 13世紀のこと。南フランスのアリエージュ県トゥルーズ地方に起こったキリスト教宗派カタリ派がローマカトリック派から異端とされパコー大司教の指揮のもとで撲滅をめざし大虐殺が行われた。 そ … 続きを読む

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