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「ミステリー」カテゴリーアーカイブ
ナイチンゲールの沈黙
「ナイチンゲールの沈黙」海堂尊著 宝島社文庫 舞台は海堂尊おなじみの東城大学医学部付属病院での事件である。 粗筋は、案内役もおなじみの、不定愁訴外来の医師、田口公平講師で、今回は、小児科病棟の看護師浜田小夜と、彼女が担当 … 続きを読む
真昼の悪魔
「真昼の悪魔」遠藤周作著 新潮文庫 怖い本だった。 無邪気な微笑をうかべ業務をそつなくこなす美貌の女医は、心の底に自分でもどうにもできない虚無感を持っている。 実験用のマウスを手に取りぎゅーとひねりつぶしても嫌悪感も快感 … 続きを読む
カッコウの卵は誰のもの
「カッコウの卵は誰のもの」東野圭吾著 文句なしに面白かった。 最近の犯罪で欠かせないのが、犯人の割り出しの動かぬ証拠となる遺伝子DNAの検査である。ミステリー小説では、その検査でのトリックがミステリーの謎解きに使われるる … 続きを読む
誰か Somebody
「誰か」 宮部みゆき著 文春文庫 高層マンションをみあげるある街角で、1人の老人(65歳)梶田信夫が佇んでいたところ、フルスピードでやってきた自転車にはねられ打ち所が悪く死亡する。自転車に乗っていた人はそのまま走り去って … 続きを読む
黒い春
「黒い春」 山田宗樹 幻冬舎文庫 ―あらすじ(ブックカバーより抜粋)- 覚醒剤中毒死を疑われ監察医務院に運び込まれた遺体から未知の黒色胞子が発見された。 そして翌年の5月、突然口から黒い粉を撒き散らしながら絶命する黒手病 … 続きを読む
ゴールデンスランバー
「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎 著 新潮社 アメリカ大統領のケネディ暗殺事件があってもう何年になるだろうか。あの時、オズワルドという男が突然犯人ということで直ちに射殺され事件の幕が降り驚かされた。オズワルドが犯人と … 続きを読む
償い
〔償い〕 矢口敦子 著 幻冬舎文庫 主人公の日高英介は優れた脳外科医だったが家庭をかりみず、3歳になる息子を手遅れからインフルエンザ脳症で亡くし、妻は悲しみを理解しない夫に絶望し自殺をしてしまう。 己の愚かさに気付かされ … 続きを読む
告白
「告白」湊かなえ著 これも話題のベストセラー。松たか子主演で映画化された。 「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです。」という中学の女性教師によるホームルームでの告白からこの物語は始 … 続きを読む