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赤毛のアン
赤毛のアン モンゴメリ著 村岡花子訳 新潮文庫 「赤毛のアン」シリーズ1が、今遠方にいる夫から送られてきた。 母の日ではあったのだけれど、一体どういう理由で贈る気になったのだか分からない。プレゼントです。と言ったが、おそ … 続きを読む
奇跡のリンゴ
奇跡のリンゴ 石川拓司著 幻冬舎 「絶対不可能」と言われてきた農薬ゼロ有機肥料さえ一切使わずのリンゴ栽培を、9年に及ぶ苦労の末に成功させた木村秋則さんの実話である。 収入はなくなっても、家族もお父さんを支えてくれ、極貧生 … 続きを読む
クアトロ・ラガッツィ
「クアトロ・ラガッツィ」 若桑みどり著 集英社文庫(上・下) 副題 天正少年使節と世界帝国 世界で未曾有のジェノサイド[大量虐殺]が、ナチによるユダヤ人虐殺だけではなく日本でもあったということを、世界に余り知られていな … 続きを読む
回転木馬のデッド・ヒート
「回転木馬のデッド・ヒート」村上春樹著 講談社文庫 「事実は小説より奇なり」という言葉があるが、普通に暮らしている人の生活には、私が考えたり想像したこともないような事実がある。 村上春樹は言う(書く)。 [ここに収め … 続きを読む
俳句という愉しみ
「俳句という愉しみ」 小林恭二 著 岩波新書 少しブランクがあったのだけれど、又俳句に懲りだした。 俳句は奥が深い。俳句というのは5・7・5という短い言葉で「書いていないことをどこまで含ませるか」というのが重要なのです。 … 続きを読む
リハビリの夜
リハビリの夜 熊谷晋一郎著 医学書院 今日、本棚の整理をしていて見つけた。 そうそう思い出した。凄く勉強になった本だった。 著者熊谷晋一郎さんは、新生児仮死の後遺症で脳性まひに。小中高と普通学校で学び、毎日リハビリに … 続きを読む
野ばら
「野ばら」林眞理子著 文春文庫 友達が「しょうもない小説だけど読む?捨ててくれていいわ」と渡してくれた本である。 本当にしょうもなく、つまらない本だった。でも、いやな話だなあと思いながらも最後まで読んでしまったのは、 … 続きを読む
終わらざる夏
「終わらざる夏」浅田次郎著 集英社文庫 上中下 作家浅田次郎が、どうしても書き遺したいと30年かけて書き上げたというのを新聞で知り、8月15日の敗戦記念日までに読んでおきたいと思っていた。 文庫本上中下。内容もずっしり重 … 続きを読む