投稿者「Breeze」のアーカイブ

白旗の少女

「白旗の少女」 比嘉富子 著 講談社青い鳥文庫 ・ ・・・・・・・ 1945年4月、太平洋戦争末期の沖縄本島の南部。この日本最大の激戦地で、逃亡の途中、兄弟たちとはぐれたわずか7歳の少女が、たった一人で戦場をさまようこと … 続きを読む

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臨死体験

「臨死体験」(上下) 立花隆 著 著者の立花隆氏自身の臨死体験記録と早とちりしてアマゾンから取り寄せた。 実際は著者みずから臨死体験した人に会い取材して集めた臨死体験談で、その体験が科学的に証明されるかどうかを一つづつ丹 … 続きを読む

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新・がん50人の勇気

「新・がん50人の勇気」 柳田邦男 著 <迫り来る死を前に人はいかに生きるか・・・  昭和天皇から本田美奈子まで、  がんと向き合った作家、俳優、音楽家、学者、僧侶、企業人、  50余名の「生と死」のかたち 最期の瞬間ま … 続きを読む

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凍 沢木耕太郎 著 世界最高峰のエヴェレストと第6位の高さを持つチョー・オユーとの間に位置するというギャチュンカン(7953m)に挑んだ世界的クライマー山野井泰史・妙子夫妻による、壮絶な登攀記録小説(ドキュメント)です。 … 続きを読む

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イルカと墜落

イルカと墜落 沢木耕太郎 著 ああ、面白かった! 今読み終わったばかりで、何がどう面白かったのか頭に文章が表れてこない。 でも早くこの面白さを本棚で紹介したい。 というので、本についている帯から文章を抜粋、、。 ・・・・ … 続きを読む

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おごそかな渇き

おごそかな渇き  山本周五郎 著 周五郎の本は、富める者や権力者側には真の幸せがなく、貧しいもの弱い者のなかにこそ、人間の真の幸せがあるということがテーマになっていた、と思います。 若いときの私には、その周五郎の世界は、 … 続きを読む

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思索紀行

思索紀行 立花隆著 この本を読んで立花隆氏に先入観をもっていたことがよく分かった。 私は立花氏のことを難しいことを述べる評論家と見ていたので、この本を友人から紹介されなかったら手に取らなかったと思う。 実際にはその友人よ … 続きを読む

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沈黙博物館

「沈黙博物館」小川洋子著 博物館専門技師の僕が乞われて訪ねてきたところは、昔は豪邸だったらしいよごれた邸宅であった。 雇い主は年齢不詳の二つ折れに腰の曲がった汚れた老女で、彼女が13歳から集めてきたという得体の知れない山 … 続きを読む

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風の歌を聴け

「風の歌を聴け」 村上春樹著 「私の本棚」でも紹介した、「海辺のカフカ」に感動した私は、村上春樹の処女作「風の歌を聞け」を読まなきゃいけないという気持ちになっていました。 図書館にも近くの本屋さんにもなくやっとKさんから … 続きを読む

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戦場から女優へ

「戦場から女優へ」サヘル・ローズ著 イラクの首都バグダットで10月25日、連続爆弾テロがあり、136人が死亡、600人近くが負傷したという。バグダットでは8月にも政府庁舎を狙ったテロがあり、このときも100人以上の死者が … 続きを読む

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