月別アーカイブ: 2012年1月

カッコウの卵は誰のもの

「カッコウの卵は誰のもの」東野圭吾著 文句なしに面白かった。 最近の犯罪で欠かせないのが、犯人の割り出しの動かぬ証拠となる遺伝子DNAの検査である。ミステリー小説では、その検査でのトリックがミステリーの謎解きに使われるる … 続きを読む

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ミーナの行進

「ミーなの行進」小川洋子著 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 父を亡くして母子家庭になった朋子の母は、岡山を出て東京の洋裁専門学校で勉強することになる。それで朋子は1972年3月から1年間芦屋に住む叔母夫婦の家に預けら … 続きを読む

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銀色のかぎ針

「銀色のかぎ針」小川洋子著 「やさしい訴え」とあわせて読んだ小川洋子の短編集「海」を紹介します。 「銀のかぎ針」は、「海」に載せられている7編の短編のうちの一つです。 たった4ページの短さ! ・・・・・・・・・・・・・・ … 続きを読む

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やさしい訴え

「やさしい訴え」小川洋子著 久々の小川洋子。 主人公の瑠璃子の語りで話が紡がれる。 瑠璃子は暴力と浮気の夫から逃れ、父親が遺した古い信州の別荘に逃げ込むところから話が始まる。 別荘の近くに、チェンバロの制作者の新田と助手 … 続きを読む

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