小説」カテゴリーアーカイブ

蛙男

「蛙男」  清水義範 著  幻冬舎 清水義範さんのファンです。 彼の小説は、普段見落とされがちなもの無視されるもの不運な人のこと等に焦点をあてて、読者を驚かせ楽しませるところが面白いのです。 この「蛙男」も私にはけっして … 続きを読む

カテゴリー: 小説 | コメントする

受験のシンデレラ

「受験のシンデレラ」 和田秀樹 著 小学館文庫 主人公の卒業した学校が、ウチの近所にある全国1の東大進学校「灘校」で、映画化もされ話題になっているこの本を友だちが面白かったというので読んでみた。 主人公五十嵐は灘校から現 … 続きを読む

カテゴリー: 小説 | コメントする

愛のひだりがわ

「愛のひだりがわ」筒井康隆著 岩波書店 日本の、否、地球の未来は暗いという思いが強くなってきています。 この本の時代背景は何年か後の荒廃しきった日本です。 荒廃の有様はとてもリアルに描かれてあります。警察は役に立たずみな … 続きを読む

カテゴリー: 小説 | コメントする

白夜行

白夜行 東野圭吾著  集英社 またまた東野圭吾のミステリーを図書館で見つけて借りてしまった。 これも「流星の絆」と同じく2人の子供(小学6年)の復讐劇である。 この本は帯に書いてあるように<二人の周囲に見え隠れする、幾つ … 続きを読む

カテゴリー: 小説 | コメントする

流星の絆

  流星の絆 東野圭吾著 講談社 2年程前、福岡で幼い3人の子供と両親が乗った車が飲酒運転の車に追突され海に投げ出され3人の子供が亡くなった痛ましい事件がありました。 可哀相で涙なしでは読めないニュースでした。 その後飲 … 続きを読む

カテゴリー: 小説 | 4件のコメント

釈迦

釈迦 瀬戸内寂聴著 新潮社 仏教の祖である釈迦(世尊)・ゴータマブッタの伝記小説である。 ブッダの生涯ずっと傍らに付き添った弟子アーナンダが80歳を過ぎた世尊の最後の遊行を共に歩きながら語り部となって話が進められる。 ル … 続きを読む

カテゴリー: 小説 | コメントする

疾走 重松清著

「疾走」(上・下) 重松清著 角川文庫 話の要約は本の表紙裏に書かれたものを写します。 <<広大な干拓地と水平線が広がる町に暮らす中学生のシュウジは、寡黙な父と気弱な母、地元有数の進学校に通う兄の4人家族だった。教会に顔 … 続きを読む

カテゴリー: 小説 | 4件のコメント