光の海

「光の海」 津村節子 著

2009年6月22日に紹介しています。

感想書いていますので読んでみてください。

内容はすっかり忘れていていましたが読みながら思い出しました。

10篇ある短編のうち「光の海」を取り上げて、「自分は雪江のようにはならないだろう」と述べていましたがが10年経ってもまだその考えに変わりはなということが可笑しいです。

「光の海」の他の九編もとっても面白い。

古本をバザーで売るつもりで「どれでも50円」と書いた箱に入れていたのですが内容を忘れていて再読しました。

名作です。特に私と同じ年代の方たちにお勧め!

10年の間に、メールやスマホが一般に普及し、家族のあり方は随分変わってしまって、若い読者にとっては、まどろっこしいところもあるかもしれません。

でも私は、通信手段がまだ少なかったこの小説の時代を生きてきたので10の短編一つ一つをリアルに体感できとても楽しく読みました。

 

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