ブータンに魅せられて

ブータンに魅せられて  今枝由郎 著
チベット仏教研究者として長年ブータンと関わってこられた著者が、ブータン社会に貫く精神文化を通して、「真の豊かさとは何か」ということを教えてくれた魅力ある本でした。
ブータンはネパールの東隣に位置する人口60万人の小さな王国です。
ブータンは第4代国王ジクメ・センゲ・ワンチュックが提唱したGNH「国民総幸福(GrosNationalHappiness)」の理念を、国の一番重要な政策にあげているのでも注目を集めています。
GNP(国民総生産)で、国の豊かさを計るとなれば、ブータンのGNPは低くて貧しく、そのために「貧しい発展途上国」と位置付けされています。
この本を読んで「発展途上国」って失礼な言い方だと気付きました。ブータンは国の経済的発展や近代化より、国民の幸福度(充足度)を高めることを目指し、その点では世界に誇る先進国となっているのです。
ラリグランスクラブが関わっている隣国ネパールは、GNPも低くGNHも少ない。どうしてなのか?
私は第一にヒンズー教とチベット仏教という宗教の違いを挙げたい。第二は王(支配者)の資質・品格の差も大きい。
4年前ネパールに滞在期間中、3泊4日という短時間でしたが訪れたました。
地球上の最後のシャングリアと言われているそのままの素晴らしい国でした。
ラリグランスHP<http://laligurans.com  >の通信17号にブータン紀行を載せています。
あわせて読んでいただくとさらにブータンの素晴らしさ貴重さに気付かせてくれます。

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ブータンに魅せられて への2件のフィードバック

  1. mojito のコメント:

     2005年にブータンに一緒に行きましたね。
    ネパールからブータンに入国すると、あまりの国の違いにびっくり!GNH(国民総幸福)を大切にする、のどかで、すがすがしく、明るい国でした。ブータンの魅力は、「後進性の中に感じる単なる郷愁」なのだろうか、と何度も旅行中に自問しました。
     そして、ブータン人の日常生活に浸透しているチベット仏教。日本の仏教とはあまりにも違いすぎる!
     
    私の中の価値観を色々揺さぶられた旅でした。
     
     

  2. breeze のコメント:

    mojitoさん。コメットありがとう。
    「ブータンに魅せられて」を読み、ほんとにあの旅が懐かしく思い出しました。又行こうか?

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