重力ピエロ 伊坂幸太郎 著
‘家族の愛は重力を超える!’
主人公は、泉水と春(どちらも英語で言えばスプリング)という兄弟です。
兄が泉水で遺伝子を研究する会社に勤めている。大学生の弟の春が、チョット神経過敏症というか訳あり性格である。
というのは、春は母親がレイプされて妊娠し産まれたという過去がある。
とても美人で素晴らしい母親は兄弟がまだ幼い時に病気で亡くなったが、やさしく理解のある父親の元で、平穏な愛に満ちた生活を過ごし成長する。
といっても、不幸な辛い過去は、家族にとって拭い去ることの出来ない事実であり、それは次男の春に影響を与えている。
性格は環境で形作られていくものなのか、又は親から伝わった遺伝子から逃れられないものなのか。
そのようなことが、一連の連続放火事件犯人を追う謎解きに乗り出す兄を通して明らかになって行く。
私のお気に入りの俳優・加瀬亨が主演で映画化されたので、映画より先に本をと思って読みました。
遺伝子の記号など結構理屈っぽいところが多々あるけれど、どのように映画化されたのか、映画を観るのが楽しみです。
5月23日封切り。それまでに新型インフルエンザはおさまっていれば良いのだけれど、、。
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