ざんねんないきもの事典

「ざんねんないきもの事典」 今泉忠明 監修 高橋書店

新聞で<子どもから大人まで見て読んで楽しいいきもの事典>の本の紹介があり手に入れた。

1ページに一つ、かわいいイラストと文章で綴られている。

第1章 「ちょっぴり進化のお話」は、ちょっと専門的な解説が分かりやすく書かれている。

第2章 「ざんねんな身体」は、45体の生物の例えば<オオアタマガメは頭が大きすぎて甲羅にはいらない>とか、<カバのお肌は超弱い>とかの話

第3章 「ざんねんな生き方」は、45体の生物の例えば<アライグマは食べ物を洗わない>とか、<ウサギは自分のうんこを肛門からじかに食べる>とかの話

第4章 「ざんねんな能力」は、32体の生物の例えば<テントウムシは鳥が吐き出すほどまずい>とか、<クマムシが無敵なのはたる状態で乾燥(ゆっくり時間をかけて水分をぬいた状態)している時だけ>とかの話

です。中でもクマムシは150度の高熱にもマイナス273度の低温にも負けず、宇宙空間で10日間生き残り、30年間冷凍保存されていても復活して生きる、地球最強の生物ということを、2年ほど前に知ってから注目していた生物なので、急な乾燥には弱く、ドライヤーの風で乾かすとあっさり死にますという話には衝撃を受けてしまった。とても勉強になった。

表紙の絵もとても可愛いので載せたかったのだけれど、どうしてもアップできない。お助けマンの太田路子さんが亡くなってしまい、今更ながら残念に思っています。勉強して次の本の紹介では写真も載せられるように頑張ります。

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