「星野道夫の宇宙」 星野道夫著 朝日出版社
私が好きで尊敬する写真家である星野道夫(1952?1996)写真展を観にいった。
2月18日まで。於:神戸大丸ギャラリー
星野道夫さんはアラスカの野生動物や自然を写真とエッセイにより多くの記録を残された。
ロシア・カムチャッカ半島での取材中に就寝中のテントをヒグマに襲われて急逝された。
彼がカメラを通して切り取られた北極クマやアザラシの家族写真の情景は目にする人々の胸をうち、私達が大切に守っていかねばならないものに気付かせてくれる。
彼が亡くなって早12年経ったが地球の自然は加速度的に崩壊しつつある。
彼は言う
<一生のうちで、オオカミに出会える人は ほんの一握りに過ぎないかもしれない。
だが、出会える出会えないは別にして、
同じ地球上のどこかに
オオカミのすんでいる世界があるということ、
また、それを意識できるということは、
とても貴重なことのように思える。>
「オオカミ」を「ネパールの子供達」に書き変えても十分通じる哲学です。
「星野道夫の宇宙」は2003年7月に長野県東急セルシェでの写真展の目録ですが、彼の写真集や随筆は書店に沢山ありますから是非見てください。
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